ISBN:4048733273 単行本 大塚 英志 角川書店 2001/11 ¥1,260

レビューを書くのに商品一覧を見て、文庫?新書?らしき価格でも出ている事を知りショックを・・・

まぁ、それはいいとして。
すっかりハマりました。木島日記&木島日記 乞丐相。
民俗学とか結構興味あるのよ。

っていきなり書いても何事?って感じでしょうか?
内容を大雑把に説明すると、
稀代の日本民俗学者である柳田國男の不肖の弟子、折口信夫の体験を綴った日記と称し、実は木島平八郎(仮面の古書店店主にして瀬条機関の仕分け屋)が書いた偽書らしきものを元に書かれたホラー小説と言う設定の小説(もちろんフィクション)???で、
ようは、日本の古来からの迷信や言伝えをオカルト風&民俗学風に書いた小説ですわ。

マンガが先に出ていて、その原作者が後からノベライズした本で、
読み易くてオモシロイのですよ。ちょっと気持ち悪いけど。
ISBN:4063346056 コミック 野中 英次 講談社 2002/11/15 ¥550

ダンナに「こんな本捨てて来い」と言われた。
理解できない人には不快な漫画らしいが、
私は大好きだ。
なので、今でも家にあるし、たまに読み返して笑ったりもする。

元版はA5サイズで「知る人ぞ知る」的なマンガだったらしい。
が、クロマティ人気のせいか
新書サイズで愛蔵版(?)が発売された。
新書サイズになるということは、
出版社に「売れる」と認められたということだと思う。

このマンガで笑える私は、
ダンナより少し幸せの許容範囲が広いのだろう。
ただ、為にならないマンガである事は否定できないかも・・・